絵 本
『すてきな わすれもの』
2024年 キンダーメルヘン11月号 フレーベル館
愛猫ミューちゃんとシシィちゃんの実の弟のアトム(親族の子)をモデルに書きました。
ちょっと気弱で優しいあとくんは、ある日、公園で置き忘れられたりんごを見つけます。
どうしようかなあ?と迷いつつも、お腹を空かせた友達に数個あげてしまいます。
いいのかなあ?
仕掛けになかなか苦戦しましたが、エキストラにミューちゃんとシシィちゃんも入れたりして、楽しんで描けました。
編集の片島さんの助言を受け仕掛けに挑戦、新しく教わることも多々あり、実り多い一冊となりました。
ありがとうございました!
たくさんの子供達に読んでもらえますように!
幼稚園、保育園だけでなく、フレーベル館の通販サイト「つばめのおうち」でも販売されております。
『ねこのミューちゃんとシシィちゃん けいとだまの おはなし』
2019年 おはなしワンダー465号 世界文化社
この絵本は、愛猫のミューちゃんとシシィちゃんをモデルに描きました。
2016年5月Pinpoint Galleryにて、ミューちゃんとシシィちゃんをモデルに描いた作品で個展をしましたところ、編集者さんの目にとまり、絵本のおはなしをいただきました。
「ねこの姉妹ミューちゃんとシシィちゃんが、あそびに出かけると、古びたけいとだま達と飛べないあほうどりに出会います。けいとだま達は、捨てられそうになりお家をとび出してきました。あほうどりは、飛べないので、風船につかまり遊びにきましたが、強風に風船を持っていかれて、あほうどり島に帰れなくなりました。そこで、ねこちゃん姉妹は、けいとだま達とあほうどりを助けようと頑張るというおはなしです。」心がぬくぬくになるおはなしになっております。
「情けは人のためならず」をテーマにおはなしを作りました。あーでもない、こーでもない、ジタバタしながら、
編集の渡邉さんに助けられながら、完成しました。ありがとうございました!
古い西洋館が好きです。ですから、ミューちゃんとシシィちゃんに住んでもらいました。
海の見える丘の上で暮らしたいという願望があります。というわけで、お家は海のそばに建てました。
海のそばは暖かく、柑橘類がよく実ります。夏みかんにレモンに柚子など、庭で収穫できたら最高ですね。
空と雲を描くのも好きです。
ベレー帽とブーツが好きです。昔のフランス映画に出てくる子供のような服を着せたくて描きました。
コートは、お気に入りだった赤いコート(えりとそでとボタンが茶色でした)を参考に描きました。
家具、食べ物、食器、レースなど小物を描くのも好きです。広場と室内は、特に楽しんで描けました。
このページはとても苦労しました。飛んでる雰囲気、動きを出したいのですが、あほうどりは、ほとんど羽ばたかずグライダーのようなので、かもめを描き込みました。かもめ達に羽ばたかせて動いている雰囲気を出しました。
あほうどりについては、3冊本を読みました。とても、面白く、ビジュアルもとてもかわいい鳥なので、また、どこかで、あほうどりを主役におはなしを作りたいなあと目論んでおります。
密かに我が家も描き込みました。
『ウィークエンドは お菓子屋さん』
下村都 1993 文化出版局
趣味のお菓子作りにより、この本はできました。現在は絶版。お菓子の天使ブラウニーちゃんと緑色の猫ピケがお菓子作りを教えてます。ブラウニーは好きなお菓子の名前。ピケは、タルト生地などに穴を開けることをピケするというところからつけました。ブラウニーとピケのコンビでも楽しいおはなしが作れないかなと目論んでおります。